細かな制作プロセスが知りたい!! その7
11.胴体へ各パーツ(頭・手・足)を接続する。
ミューズの体重ベアは、頭は割ピンで、胴体にジョイントし、手足は、リベットピンを用いてジョイントしています。
@頭を胴体に接続する。
頭から出ている割ピンを胴体の首の差し込み口から入れ、胴体の内側からファイバーボード・ディスク、ワッシャーの順に入れます。割りピンの長い方を先に、コッターキー(割ピンを曲げるための専用のドライバー)を用い、根本までしっかりと巻き下ろします。もう片方のピンも同様に、巻き下ろします。上から見て、まっすぐ、きれいに巻きおろします。

A手足を胴体に接続する。
ミューズの体重ベアの手には、弾力が良く感触のよい粒綿を使用しています。小さな粒状の弾力のあるつぶ綿を使用することにより、隙間や段差がなくフォルムをしっかりと出し、モチモチっとした感触の良い手に制作します。
ミューズの体重ベアの足にはペレットと綿を入れ、重量を出します。手にペレットを入れてしまうと、重さで手がだらりとぶら下がってしまいますので、手にはつぶ綿のみを入れ、足にはペレットをたっぷりと入れて重量を出しています。手足の接続にはリベットガンを用い、ジョイントの接続部分がっちりとした印象の接続方法を施しています。手の先や、足首部分など細くてフォルムがしっかりと出ない箇所には細心の注意を払いながら、丁寧に綿やペレットを詰めていきます。

粒綿は、手で大まかな量の綿を入れ、コッタキーの先端で、隙間なく丁寧に押し固めてフォルムをしっかりと出します。手の半分ぐらいまでに綿が入ったら、ジョイント位置の毛足をファイバーボード・ディスクの大きさ分毛足をカットします。こうすることにより、毛足でジョイントがすべらず、より、しっかりとした接続が可能になります。

ミューズの体重ベアは、余分な接続部分の毛足をカットし、より密着感を高めた接続方法で制作します。リベットピンの太い方にワッシャー、ファイバーボード・ディスクを入れ、手足のジョイント印位置に内側から外側に向かって出し、それを胴体のジョイント接続位置の外側から内側に向かって入れます。胴体の内側からファイバーボード・ディスク、ワッシャを入れ、リベットガンでリベットピンをかしめながら、ジョイントを接続します。

リベットガンは、一度セットすると二度と取れることのない頑丈な接続方法です。この方法により、手足をしっかりと胴体に接続します。胴体に手足が接続されたら、手足の開け口から粒綿を足し、開け口をコの字とじで縫い閉じます。
12.胴体にペレットと鉛を入れ胴体のフォルムをしっかり出します。
散弾銃の玉を使用し粒状の鉛で重量を微調整します。背中の開け口をぬい閉じて完成です。
13.縫い目に入った毛足を毛立器で毛足をかき出し、リボンを付けて完成です。


