テディベア(Teddy Bear)の由来って何?
その昔、アメリカの第26代大統領セオドア・ルーズベルトが狩りに出たところ、その日はたまたま獲物がなく、気をきかしたお供の者が、一頭の小熊を差し出しました。
「大統領、どうぞ、この小熊にとどめをさしてください。」 しかし大統領は、「こんな瀕死の小熊を撃つなんて、スポーツマンシップに反する」と、きっぱり拒絶。それが、翌日のワシントンポスト誌で、心やさしい大統領といった内容で、かわいい小熊の挿し絵とともに報じられました。
それを見た、雑貨店のモリス・ミットムが大統領セオドアの愛称テッドから(Teddy Bear)テディベアと名付けた熊のぬいぐるみを思いつき、大統領に直々に手紙を書き、ニックネームを使った熊のぬいぐるみを販売する許可を得たのです。
そのような形でテディベア(Teddy Bear)が誕生しました。
とくに1903年、テディベア(Teddy Bear)は大ヒットとなり、大統領もその後、選挙活動などでテディベア(Teddy Bear)のバッチを作って配ったりするほどの人気となりました。
時を同じくして、ドイツのぬいぐるみメーカー、シュタイフの創始者であるマルガレーテ・シュタイフが熊のぬいぐるみを作り、見本市に出展したところ、アメリカのバイヤーから多量の発注があり、テディベア(Teddy Bear)はブームとなり一気に広まっていったのです。
どんなベアをテディベア(Teddy Bear)っていうの?
よく、こんな素朴な質問を受けます。人によっては布は高級モヘア、目はガラス、手足頭にはジョイント入っている高級なベアの事だと思っている人が多い様ですが、ちょっと違います。
テディベア(Teddy Bear)とは一言でいうと、その人(持っている人)にとって、とても大切な、思い入れのある、愛すべきベアの事をいいます。 例えば、おじいちゃんに小さい時に買ってもらい、ずっと一緒に過ごしてきた思い入れのあるベアだったり、大切な人としばらく会えないとき、お守りにその人からプレゼントされたベアだったりと、"とっておきのくまのぬいぐるみ"のことをテディベアといいます。
ですから、アクリルで出来ていても、プラスチックの目であっても、ジョイントはなく糸で縫われているものでも、もちろんモヘア、ガラスアイ、フルジョイントのベアもすべてテディベア(Teddy Bear)に成り得ます。
ただ、テディベア(Teddy Bear)と呼ばれるものに後者が多いのは、耐久性の問題で、モヘアは布の織りがしっかりしていて、丈夫であること。又、モヘア独特の風合い、高級感があるため飽きにくい。手足頭はジョイントで動かすことにより、それがもげることが比較的少なく、コンデションが良い状態で長く愛用出来るからではないかと考えられます。


